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○ 努力目標:学校は地理の授業において下記のことに努力しなければならない。
・ 自然と社会、世界の色々な地域における両者の関係についてよく知り、それにより人類の生存条件について十分に説明できるようにさせること。
・ 資源の配分と利用の色々な代替的方法について検討し、選択する能力を高め、エコロジー的な思考を自信をもってできるようにさせること。

 生徒が5年生の終わりに到達すべき目標

・ 我々の行動が身近な環境にどのような影響を与えるかを知ること。

 生徒が9年生の終わりに到達すべき目標

・ 人間が特殊な環境においてどのように生き、かつ働いているかを知り、地理的な風景と文化的な風土の保全と改善に最も大切な要素を挙げることができること。
・ 自然の風景を形成し、あるいは変化させる最も重要なプロセスのいくつかについて知識を有し、世界各地の気候ゾーンと植物ゾーンの特徴をも知っていること
・ 天然資源の構成材料を知り、天然資源と人間活動との関係について説明でき、人間の活動が地球環境と局地的環境にどのような影響を与えているかを例示できること

 

□ 家庭科
すべての商品とサービスを適切に行えるようになるには、品質と経済性について知っている他、その選択により人間と環境にどのような影響が生じるかも知っておかねばならない。
それらの点についてよく知っていることは、生徒たちが問題を分析し、解決する能力を高め、我々の日常行動が健康、経済、環境に与える影響について常に反省する習慣を持つのに非常に役立つ。
○ 努力目標:学校は家庭科の授業において下記のことに努力しなければならない。
・ 資源の需給関係を重視し、個々の消費者と家庭の行動が地域的な環境および地球環境に及ぼす影響に関する理解を深めさせること
・ 家庭内の色々な仕事について環境と経済の両方の視点から再検討させること
○ 科目の構成と性格
リソース(resources)の需給とは、人材と物的リソースおよび天然資源の需給を指す。家庭科の学習では、消費者と家庭が環境に対してどのような責任を負っているかを総体的に考える知識と能力を養う。

 生徒が5年生の終わりに到達すべき目標

・ 廃棄物の分別、肥料化、回収が行えるようになる。

 生徒が9年生の終わりに到達すべき目標

・ 日常生活において自己管理ができて、家庭でのすべての仕事を行うにあたって資源の

 

 

 

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